犬の考え方を理解してあげよう
犬は母親と別れて、あなたの家族の一員になった日から、あなたの家族を観察し色々学んでいます。
犬は本来集団動物で、その集団の中で自分の順位を決め、そこで自分がどのようにしたら幸せに暮らす事が出来るか学習し暮らしていきます。
そして、強い者には従い弱い者を支配する本能を持っています。
ですから、犬が人を「リーダー」と認めなければ指示にも従いません。
犬のリーダーというのは、下の子達全てを守らなければいけなく、外部の出来事に常に警戒していなくてはいけない等、とても大変な役割を持っています。
リーダーになれる様な性格を持った犬は早々いません。
犬の本能が関係している事は数多くあります。
例えば
サークルに入れると「ワンワン」鳴く
↓
鳴くのをやめさせるのに
「サークルからすぐ出してあげた」
「ガム等おやつを与えた」
「うるさい!ダメ!とすぐ叱る」
等した。
しかし、これらの裏には鳴いたら
「すぐ出してあげる」
↓
「おやつをあげる」
↓
「かまってあげる」
↓
「見てあげる」
と、飼い主さんが思ってやった事の逆に犬は理解してしまうのです。
つまり、この様な対応をした事によって「鳴く犬」にしてしまったのです。
散歩中でも、
ワンちゃんがグイグイ引っ張って歩き飼い主さんが後ろからついて行く。
↓
ワンちゃんが「何かあるぞ♪何だろう!?」と立ち止まる。
↓
飼い主さんも立ち止まる。
この様な事をしていると、ワンちゃんは
「自分の行きたい所についてくる。道を選ぶのは自分の仕事だ!飼い主を守ってあげなきゃ!!」
と思うのです。
そして前方から人が来た時も
「前から人が来た!飼い主を守らなきゃ!」
と思い「ワンワン」鳴いたりしてしまうのです。
DOG DUCAは専門用語等は一切使わずに人と犬が双方楽しく暮らせる為、一方的に犬に苦痛を与えない・人がひたすら我慢をする等しない問題解決をしていき、人と犬が楽しく共存できる生活の為に参考になればと思います。