​現在、READYFORにてクラウドファンディング実施中のため、活動報告を転載させていただきます。

このプロジェクトもあとわずか。

ここまで応援していただき、ありがとうございます。

最後まで全力で突き抜けますので、引き続き応援をよろしくお願いします!

残りわずかですので、今日は僕たちの日常の活動をご紹介します。

僕たちの活動は
「大変」に見えますか?

アドバイザーを務めるアニコムの保護施設「アニテラス」の活動報告でもお話しさせていただきましたが、DOG DUCAは、「これから保護活動を始めたい」という方の相談にもなります。

ただ、実際、そういう方が何人も来られましたが、僕たちのやり方は、一頭一頭と真剣に向きあい、それぞれの子が、それぞれの幸せを見つけられるようにする、というドッグファーストの考え方。

「どれだけ保護頭数を増やすか」「どれだけ譲渡していくか」というものではなく、ゴールも決まった正解もありません。

その子その子の幸せを、最後の時まで常に考えています。

それがはたから見ると非効率なやり方をしているようで、「テレビで観るような可哀想な子達を救ってあげたい!」「自分も保護施設をやりたい!」と理想を持って来るのですが、いざここでやってみると、現実とのギャップに戸惑い「なかなか大変だ」「無理だ」と思うようで……

また、当施設の保護犬は「咬みつく」「心に傷がある」「持病がある」など、ケアに細心の注意が必要な子が多いため、ボランティアに来ていただく方も、継続的に来られる、かなり絞った人数でやっているので、人手が潤沢というわけでもありません。
(その代わり、とても愛情深い方ばかりで、保護犬たちは幸せ者です)

そのようなこともあり、僕たちは、朝から晩までワンちゃんのことばかりで、はたから見るととても大変そうだと言われます。

でも、毎日大好きなワンちゃんたちと一緒にいられる仕事、ワンちゃんたちを幸せにして、それを他の人から感謝される仕事です。

わんちゃんも幸せになり、人も幸せになり、「ありがとう」と言われると、止められませんね。

この道に導いてくれたデュッカに感謝です。

だから、この仕事自体がツラいな、やめたいな、と思ったことは一度もありません

なにより、本当に大変なのは保護犬たちの方だからです

高齢者と暮らしていたが、
愛護センターに引き取られたソナ

およそ2年前に動物愛護センターから保護したのは、ダックスのソナ。16歳の男の子。

愛護センターからの相談で保護した子です。その時すでに14歳でした。

「高齢で、噛みつくこともあるので、他の団体が引き取るのも、里親さんも難しいよね」

とソナの保護を決めました。

こうして、名古屋市の犬の殺処分ゼロは、8年続けられています。

ソナは、高齢者の方と暮らしていた子ですが、体調的に面倒がみられなくなったからと、直接愛護センターに連れてこられたそうです。

高齢の飼い主さんと暮らしていた子によくあるのですが、「ほしい」とねだる食べ物は何でも与えていたようで、かなりの肥満状態。

センターで引き取った時は適正体重5kgに対して9.5kgもあったそうで、ここに来るまで1kg落とし、その後もここでダイエットをするところから始めました。

センターで引き取った時のソナ


人なつっこいのに咬みつく?
高齢者と暮らしていた犬あるある

ソナは人なつっこい子ではありますが、やはり高齢の飼い主が甘やかしてきたせいか、気に入らないときに、うなったり咬みついたりします。

高齢者と暮らしていた犬を保護して譲渡するシニアドッグ・サポーター制度ですが、噛みつきなどの有るうちは譲渡はできません。

こういう子は結構いるのです。ドッグトレーナーとして活動しているドッグデュッカですから。

また、しっかり足が短く*、かつ太り過ぎのため、毛が地面について汚れやすくなるので散歩時には服を着せるのですが、脱がせるときに激しく暴れて咬みついたりしてきました。

*血統について…ダックスはアナグマなどを狩るために穴に入るために作られた狩猟犬のため、足が短い方が”ダックスらしさ”があるということ。性格や体型などで異常が出ないようにする交配の1つだが、儲け主義のブリーダーだとその辺まるで考えずに交配させるため、先天的疾患などを抱える子が産まれやすい。

ショードッグのブリーダーの所で生まれたデュッカも足が短かった

この14年間の生活に身に付いてしまった学習行動ですし、この年からしつけ直しは難しい。

それよりも、ソナが嫌がらない抱っこの仕方はなんだろうと、みんなで何度もトライして、ソナが怒らない抱っこのコツを見つけて、みんなに共有して接するようにしています。

こういうのが非効率といえば非効率なのかもしれませんが、年齢的にもシニアドッグ・サポーターで里親に出すのも難しいぶん、せめてここにいる時は、みんなから愛され、人間のぬくもりを感じてほしい。という想いからしています。


「高齢犬」の宿命!
ソナにも病魔が…

ソナは誕生日が9月13日なので、このプロジェクト中に16歳になりました。

しかし、高齢犬の宿命、白内障で目も見えなくなってしまいました。

耳も遠くなっています。

それでも食欲、元気ともにあり、外で散歩も出来ます。

しかし、口元にイボのようなものができ、どんどん大きくなるので病院に行き、細胞検査の結果、以前保護した高齢犬、レーベンと同じメラノーマ(悪性黒色腫)であることがわかりました……。

高齢者と暮らしていたが病院に連れて行かず、出張トリマーの依頼で保護したレーベン。
メラノーマが末期の状態で、すぐ手術したが半年もたず虹の橋を渡りました。

レーベンはメラノーマが大きすぎて食べるのもうまくできないので手術したものの、すぐ転移し、またすぐメラノーマが大きくなりました。

ソナはもう16歳なのでオペ自体リスクが高く、口元なので切除しきれない可能性もあります。

日を追うごとに大きくなるメラノーマ

そういうことを考えると、リスクを抱えてまで手術すべきか……?

こういうとき、何が「正解」なのか? いつも考えてしまいます。

これはたぶん、「家族」である愛犬と暮らすみなさんなら、同じように考えることだと思います。

非効率だろうと、
「家族」だからこそ目一杯のことをする

僕たちは、保護した子たちはみな「ここの家族」だと思って接しています。

だから、悩みます。

この活動で一番大変なのは、活動の費用うんぬんよりも、

どうすることが一番彼らのためになるのか、彼らが最期の時に「生きててよかった!」と思ってもらえるのか、絶対的な正解がないことです

なぜかうまが合う、野犬の子の保護犬スミルと

ひとまず現状では、ソナが、ご飯もおいしく食べ、元気で楽しそうに暮らしているので、食欲がなくなる抗がん剤などは使わずに経過を見守り、痛みなどが出始めたら鎮痛剤、という選択肢になるかと思います。

しかしそれも、ソナの状態を見ながら、都度、かかりつけ医と相談して決めて行く形になります。

僕たちにできることは、ソナが一日でも長く元気に歩けて、ご飯もおいしく食べられて、気の合う仲間と暮らし、人に愛されていると実感しながら過ごさせることだけです。

保護犬を儲けの道具にするか
保護犬を幸せにしたいか

僕たちは、小さな生命たちが、最期の時まで「生きててよかった!」と言ってもらえるように全力で向き合うこと、

それこそが、真の動物愛護だと思って活動しています。

とはいえ、僕たちがこうやって活動できているのは、皆様からのご支援、応援あってこそです。

本当に、いつもありがとうございます。

僕たちは感謝の言葉以外、何も返せませんが、皆様からのご支援で、ここの子たちは、里親に行けなくても幸せに暮らせて行けているのだと思います。

ミニピンの保護犬ぴぴと寄りそい合ってお昼寝するソナ

プロジェクトも残り3日となりました。

「生命」だけじゃなく、「心」も救われるワンちゃんたちが一頭でも増えるため、こういった活動がもっと広まって行くために、

金曜の23時まで、最後まで応援、シェア拡散、よろしくお願いいたします!!

※本記事は転載です。
現在、2025/9/26までREADYFORにてクラウドファンディングを実施中です。
目標達成に向け、ご支援よろしくお願いいたします。