保護しました
今回は、遺棄?
名古屋市近郊です。
5月から今日までの8月までのこの猛暑と大雨の夏の間ワイヤーで繋がれたまま雨ざらしです。
 
電話で
「5月くらいから空き地にワイヤーで縛られて遺棄されています」
「最初はガリガリに痩せていましたが、近所の方達がドッグフードなどは皆が与えていました」
「暑い日も雨の日も屋根もなく酷い状態です」
「ワイヤーで縛って立ち去る人を見たという方もいます」
 
電話をくれた方は相談を受けて現実を見て保健所に連絡しました。返答は
「コロナで大変で、動物のことまでやってられません。愛護センターに連絡してください」だったそうです。
警察に電話したら警察官が来たそうです。
しかし「痩せてないし、事件性がないから何もできない」と。
食べ物は我々が与えていたから痩せていない。と言ったそうですが、
その場で警察官は愛護センターと話し、マイクロチップの確認もしないまま、結果そのまま放置したそうです。
空き地とはいえ、私有地らしいのですが、所有者は何年も前に亡くなられ、あれ放題の空き地になっていることも伝えたそうです。
私有地だから何もできないと犬を放置したのか?
いずれにしろ生命ある犬が放置されているのに、ありえない話しです。
これ以上どうすることもできない世話をしている方が、ドッグデュッカに連絡してくれたという流れです。
 
直ぐに保護を決めました。
 
世話をしている代表の人が、とりあえず汚い身体を綺麗にしてからとトリミングに連れて行きデュッカに連れてきました。
 
動物愛護法は何の為にあるの?
 
熱中症で命を落とすことが後をたたないこの夏
大雨、雷が続くこの夏
雷の時には怖がって泣いていたそうです。
食べ物は与えてもらってはいましたが、この夏をよく乗り越えてくれました。
 
沢山の方から食べ物をもらってたこともあり人は大好きですが、もう少し早く対処して欲しいかったと思います。
 
本当によく生き延びてくれました。
フィラリアにも、かかってなければいいけど…
明日は病気で全ての健康検査をしてきます。