半年程前になりますが、「親の飼っていた犬だが、親が亡くなったので引きとってほしい」と電話がありました。

身内でみてくれる方は?等々色々と話した結果身内の方が引き取りましたが「引っ越すからやっぱり引き取ってほしい」と。
 
チワワの女の子。11歳。
 
憎帽弁閉鎖不全症という心臓病もありました。数年前までは投薬もしていたのに、今では投薬すらしていない。
 
連れて来て先ずは酷い肥満に驚きました。
骨格からして3キロがベストな体重に対して8キロあります。
 
爪は刺さる寸前まで伸びており既に痛みを伴い歩くこともできません。
 
人の食べ物を欲しがるからあげていた。
まだ、こんな食べ物の与え方をしている人が中にはいます。
 
平均寿命が伸びたのは医学が発達しただけではなく、食事管理もされるようになったからです。昔の様な番犬だけの為に飼われているのではなく家族の一員として食事から色々と健康管理に気を付けるようになったから長生き出来ています。
 
消化機能など人間とは違う為、与え続けると健康を害する物も多くあります。
「欲しがるからあげる」を続けた結果、健康を害し病気になる可能性が高くなります。
 
結局、治療などで苦しむのはワンコです。
 
治療を始めてくれるならまだしも、今回の様に病院にも連れて行かず放置。挙げ句人の都合で飼育拒否。愛護センターに連れて行く=殺処分。保護団体に連れて行く=助けたと勘違いしてるように感じてしまいます。
 
さあ❗
これで痛みや苦しみを取ってあげて、元気に楽しく走り回れるようにしていきます。
 
そして、今度は心身共に「幸せ」わ感じる普通の生活ができるようにします。