元保護犬で、
シニアドッグ・サポーターで
ソルテの里親さんのところに行った、
トイプードルのシェリです。
10歳の高齢犬です。
 
保護した経緯ですが、
最初は
「コロナで仕事が…」
という理由で
引き取ってほしいという話でしたが、
「奥さんに精神疾患があり、犬の世話が出来ない」
ところころと話が変わり…
飼育放棄する飼い主は、
引き取りを断られないようにウソつくこともあります。
この方も、
引き取りに際して
健康診断など
最低限の費用のみ必要だという話をさせてもらっているのですが、
いざシェリを連れてきた時は
「やっぱりこれで…」と
1万円少ない金額を持ってこられました。
 
気になったのはシュリの飼い主への態度。
10年も一緒にいるのに、
まったく知らない場所に来ているのに
飼い主に近寄らず、こちらに寄ってくるのです。
こういう時は、
ワンちゃんが離れたがっている証拠です。
愛情をかけられて、
信頼できる飼い主さんならそんなことはありませんから!
(もっとも、そもそも飼育放棄もされませんが…)
 
シェリはすぐに保護しました!!
この子を幸せにすることだけを考えないと!
 
後でたまたま
シェリのことを知っているという方に聞きましたが、
どうも、
日常的に体罰を受けていたようで、
追いかけ回されたり、
八つ当たりされていたようです…。
詳しくはお話しできませんが、
やはり、
愛情のカケラもない飼い主だということわかる話でした。
 
シェリは分離不安が強く、
お尻を舐める行動もしていたので
娘達と一緒に寝ていましたが、
愛情深く、
そばにいてくれる人と一緒になることが
シェリにとっての幸せだな
と思い、
 
ソルテとお別れしたばかりの
里親さんにシェリをお願いすることにしました。
 
あれだけソルテとの
大変な闘病生活をされたので、
じゃぁまたどうぞ、
全部おまかせしますというわけにはいきません。
シェリもソルテと同じく10歳の高齢犬。
いつ何時なにがあるかわかりません。
ソルテのように、
病院に連れて行ったりいろいろ世話をする労力だけでなく
ふたたび高額な治療費などを
負担していただくのはしのびない・・・
 
それでも、
ソルテをあれだけ愛してくれた方です。
 
絶対にシェリも幸せにしてくれるに決まっています。
 
だったら、
ということで、
医療費や食費はこちらが負担し、
生活や面倒はそちらで見ていただく、
シニアドッグ・サポーターの
「一般サポーター」
でシェリと暮らしてもらうことにしました。
 
 
結果はもちろん大成功!!
インスタグラム @sorte_dog で、
幸せな姿が公開されていますし。
ただ、
乳腺腫瘍があったり、
やっぱり健康面では負担をかけ申し訳ないですが…
 
それでもやっぱり、
人間の手で
不幸になったワンちゃんを
幸せにできるのは、
やっぱりそれも人間、
特に、
愛情をいっぱい他者に注げる人間なんですよね。
ここなら、
ソルテも見守ってくれていますしね!
  
厚生労働省の発表で、
犬の殺処分が過去最低の4,059頭になりました。
20年前には
20万頭以上が殺処分されていたことを考えると、
大きな変化です。
たしかにまだまだ
殺処分されてしまう子はいます。
我々もそうならないように活動していますが、
確実に、時代は変わってきています。
 
「動物たちのために」
と思う方が増えているのは間違いありません。
 
今回のクラウドファンディングで、
あたたかいご声援を頂きながらそれを実感しました。
 
シェリを虐待し、
最後には飼育放棄するような
「捨てる飼い主」
がいなくなることはありませんが、
動物たちを不幸にするのも、
幸せにするのも、
同じ人間なんです。
 
そして、
 
シェリのような小さな生命(いのち)が、
愛情深い家庭で幸せに暮らすように
最大限努めるのが、我々動物愛護団体の仕事です。
 
 
クラウドファンディング最終日も
残り3時間を切ります。
 
シェリたちのように、
あたたかい家庭で
幸せになった元保護犬たちの姿を見ることともそうですが、
皆さまから頂く声援も
我々の「動物愛護」活動を続けるエネルギーになります。
本当にありがとうございます。
 
どうか最後まで、
「犬を救う」保護活動から、
「犬を幸せにする」愛護活動が
当たり前になるその日まで、
日本に「真の動物愛護」が根付くその日まで、
ドッグデュッカを応援よろしくお願いいたします!!!
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