「ミルキィ」が旅立ってしまいました。
 
ミルキィは5年前の春に
ケアマネージャーさんから
施設に入るので保護してもらえませんか?と相談があり保護しました。
 
病院で検査したところ心臓が悪く直ぐに投薬を始めました。
 
穏やかな環境が必要で心臓の薬は飲ませ続けないといけません。
 
そこで、高齢犬の子や病気の子達をサポートしてもらう「シニアドッグ サポーター制度」で経験と悲しみを知っているご家族の方にミルキィをお願いしてきました。
 
先住犬のリバティとも仲良く毎日幸せに暮らしていました。
 
毎月トリミングと心臓の薬を渡す為に、ドッグデュッカへ連れてきてくれていました。
 
しかし、数日前に食べた物を吐いてしまうし、足を痛そうに上げる。様子がおかしいと連絡をもらい、直ぐに病院で検査しました。
 
血液検査、レントゲン検査を行いましたが、内臓には異常なく脚に軽く炎症が認められたので投薬をスタートしました。
 
サポートして頂いているご家族の居るお家が、ミルキィにとって帰りたい場所だという気持ちが伝わってきたので、経過観察中でしたが状態を説明し、ご自宅の方で見ていただくことにしました。
 
ミルキィは、その夜に眠るように逝ってしまいました。
 
全く苦しむことなく、あっという間に眠るように息を引き取ったとのことです。脳の方に何か異常があったのかもしれません。
 
サポートして頂いているご家族からのメッセージです。
 
「ミルキィ楽しかったね。我が家の大事な子だよと言葉かけをしたら、だらんとしたシッポを持ち上げて5回も振ってくれました。その後1分も経たないうちに心臓が止まりました。その時、私はミルキィと約束をしました。我が家を受け入れてシッポを振って旅立てる様、愛情と感謝の気持ちで、家庭を必要としている子たちの幸せの為に、また迎えてね。と。」
 
僕がいつも思う
「亡くなる時に心の底から悲しみ、泣いてくれる家族が側にいてくれることが大切」
そんな気持ちに共感してくれている家族の方々です。
 
本当にミルキィの為に暖かいお家をありがとうございました。