デュッカの誕生日3月31日にちなみ、7月30日午後3時31分に始めたクラウドファンディング、終了まで残り6時間となりました。

支援者の方は目標とする600名まであと24名

目標金額1,300万円まであと242万円となりました。

残りわずかな時間ですが、最後まで目標達成できるか見届けていただければ幸いです。

それにしても、この二ヶ月の間に、当初を想定した以上に、多くの方にお力をいただきました。

ご支援いただいた皆様、応援して下さった皆様、宣伝・拡散してくださった皆様、本当にありがとうございます。

デュッカの誕生日3月31日にちなみ、7月30日午後3時31分に始めたクラウドファンディング、終了まで残り6時間となりました。

支援者の方は目標とする600名まであと24名

目標金額1,300万円まであと242万円となりました。

残りわずかな時間ですが、最後まで目標達成できるか見届けていただければ幸いです。

それにしても、この二ヶ月の間に、当初を想定した以上に、多くの方にお力をいただきました。

ご支援いただいた皆様、応援して下さった皆様、宣伝・拡散してくださった皆様、本当にありがとうございます。

僕がデュッカと暮らし始めた頃は、まだまだ生活にゆとりなんてなかった。働いてお金を作って、借金を返済していく、貯蓄なんてできない生活。ひどいときは、ポケットに全財産の百円玉しか入っていないこともあった。  
 
 そんな僕に娯楽なんかなく、すべてがデュッカとの時間だった。 
 
 とはいえ、借金があって普通の人以上に働かないといけないから、今みたいに常に犬たちといられる生活をしていたわけじゃない。早朝から市場で働き、デュッカは車の運転席で丸まっておとなしく待っていた。 
  
 市場の仕事が終わり、ドアを開けるとデュッカは飛びついてきて、僕の顔をペロペロとなめる。僕も、デュッカの体温が残るシートに座り、デュッカを抱きしめる。手も体も冷たくなる仕事だが、デュッカといるとあったかい気持ちになった。
 
 家に帰って弁当の仕込みをして、再び車にデュッカを乗せてオフィス街に行き、自分の作った弁当を売る。料理人だったこともあるから味には自信があったが、さすがに寒い時期は売り上げが落ちるもの。そんなとき、看板犬のデュッカのありがたみを感じる。デュッカは人なつっこい性格で、誰にでもなつくから、雪がちらつきそうな寒さの日でも、わざわざ店先で座っているデュッカに会いに来るお客さんもいたほどだ。おかげで、常に完売。小さな商売だったが、それでも順調なことはよかった。
 
 その後につかの間の休憩時間。デュッカを連れて鶴舞公園を散歩した。そして夜にはホテルでバイト。もちろん、デュッカは車のシートで留守番だ。 
 
 今思えば、あのときはたしかに借金を返済するために死に物狂いで働いていたが、不幸ではなかった。 
 
 僕のそばにはいつもデュッカがいて、働いても、働いても借金が少しずつしか減っていかないことで、さすがの僕も気持ちがしょげかえることがあったが、そんなときは決まってデュッカが近づいてきて、優しくペロペロと顔をなめてくれた。デュッカとは言葉こそ通じなかったが、「想い」は通じるんだと感じていた。僕は、デュッカに、本当の愛情というものを教えてもらっていたのかもしれない。
 
 デュッカが来てから、僕の生活は、誰かのための生活になった。
 
 (中略)
 
 僕はあのとき、ブリーダーさんにかけてもらった「一緒に頑張れ」という言葉通り、デュッカと一緒になって、頑張って働いた。 
 
 「犬の仕事」をすることに決め、右も左もわからないなかで、デュッカに導かれたたくさんの出逢いがあった。自分の仕事も認められ、その甲斐あってか、僕の生活も少しずつ安定してきて、保護した祭(まつり)をはじめ、犬たちも増えていった。デュッカに子どももできた。 
  
 僕の周りはにぎやかになり、僕はいつしか、あの、すべてをなくしたときに感じた、言いようのない淋しさを感じなくなっていた。

(本稿は拙著『ころんでも、まっすぐに!~犬に救われたドッグトレーナーが見つけた〈生命〉をつなぐ道~』より転載したものです)

このように、僕は、かつて、デュッカと文字通り苦楽を共にして、人1人、犬1頭でお互い支え合って生きてきました

そして、デュッカと一緒にいるために犬の世界に入り、多くの人に助けられながら、今日までやってきました。

だから僕は、ただただ「犬の生命(いのち)が救われてよかったね」という、保護して終わりの保護活動ではなく、生命を救い、心も救う、真の愛護活動精神こそが、必要なのだと考えています。

今になって思うと、人と犬が共に支え合い、幸せになる、「シニアドッグ・サポーター制度」を作ったのも、僕自身にその実体験があったからだったのでしょう。

ただ単純に、「高齢犬と高齢者が相性がいいから」マッチングさせるだけでなく、

お互いがお互いを必要とし合い、

お互いが支え合い、

お互いが幸せになる、

かけがえのない「絆」や「パートナーシップ」作りが出来る絆作りのお手伝いをしたい。

それが、デュッカにもらったものを、同じワンちゃんたちへ返す「恩返し」だと僕は思っているからです。

その根底には、僕がデュッカと支え合って暮らしてきた日々があり、僕がデュッカにもらったものがたくさんあったように、同じように里親さんも亡くなった愛犬にもらったものがたくさんあり、その恩返しを同じ犬の仲間に返そう、という同じ気持ちがある。

そういう方に保護犬を託して、不幸になることなんて、あるでしょうか?

だから、僕たちは、「高齢犬だから」「高齢者だから」幸せになれないとかそんなことはなく、「お互いが支え合って生きてくれればいい」と思ってシニアドッグ・サポーターを続けています。

制度化して今年でまる5年。

シニアドッグ・サポーター制度で行った子はもうすぐ、100頭になります。

プロジェクト内では書き切れませんでしたが、ほかの保護犬たちと里親さんたちにも、同じだけ物語があります。

日本全国の保護犬の頭数のことを考えれば、この数はおそらく、ほんのわずかな数かもしれません。

でも、間違いなく、彼らが身を持って、里親さんを選び、幸せな生活をつかみ取り、そして里親さんたちを幸せにしてきたこの事実、物語は、きっと、これからの日本の動物愛護活動の、一筋の光になると信じています

クラウドファンディングはあとわずかで終了となりますが、シニアドッグ・サポーター制度も、ふだんの僕たちの活動も、これからも続いていきます。

僕たちの活動を見守っていただけたら幸いです。

最後まで応援よろしくお願いいたします。

※本記事は転載です。
現在、2025/9/26までREADYFORにてクラウドファンディングを実施中です。
目標達成に向け、ご支援よろしくお願いいたします。