車イスを使って歩かせてみましたが、少し後ろ脚に反応もあるので神経が残っているから歩けるのでは?と思って細かく診察してもらったのですが、病院の検査結果は・・・

神経は残っているが、長い期間の運動不足により筋肉がない!
体を支える筋肉が落ちてしまっていることで歩行までは難しい。
 
・・・とのことでした。
 
オシッコもいやな匂いがするため、雑菌が混じっているだろうと思いましたが、やはり雑菌があるとのこと!
 
長いことヘルニアの治療をされずに放置されてしまい、コユキも歩くと痛くなるために、後ろ脚を使って歩くことをしなくなってしまったのです。
 
さらに、普段から後ろ脚を引きずっていたために、オシッコが出るところに雑菌がつきやすくなってしまい、下半身の筋力が落ちているため、オシッコも最後まで出し切れなかったんですね。
 
オシッコは、尿道から入り込む雑菌を排出して膀胱の病気を予防する役割もありますが、オシッコを最後まで出し切れないことで、雑菌が尿道や膀胱に残ってしまい、繁殖してしまった模様! まさに悪循環!
 
薬の投与をすれば雑菌をやっつけられるのですが、一時的なものでしかありません。根本的に筋力が落ちているため、自力で出しきれないオシッコを人間が圧迫してあげたりして、マメにオシッコを出すしかありません。
もう、四つ足で歩くことができない以上、下半身の筋肉をつけるのは難しいので、これは一生、人間の手で手助けしてやる必要があります・・・。
 
ヘルニアも適切に治療していれば、いまも歩いていただろう! 歩いていればオシッコのトラブルもなかっただろう!
・・・ということを思わざるを得ません。
 
長いこと放置されたために、コユキはもう、ずっと車イス生活と、オシッコのための介助が必要な生活になってしまいました・・・。
 
 
犬は人がケアしなければ健康に生きられないんです。
 
そのことをたくさんの人に知ってほしいと思います。