突然のお別れ
 
フィラリア感染だった「ナディア」亡くなってしまいました。
 
多頭飼育での保護でした。
糞尿まみれで、家の屋根は剥がれ落ち
壁も穴があき、家の中とは言えない状態でした。
「ナディア」だけが、フィラリア感染してました。
 
夕方のご飯を食べるまでは、いつも通りのナディア。
しかし、食べ終わりしばらくして嘔吐
あれっ?と抱いてみると「体温が低い」「唇が白くなってきている」
ヤバイ‼️直ぐに病院に向かいましたが、病院に着いた時には「ショック状態」直ぐに緊急治療をしてもらいましたが、その夜の11時に亡くなってしまいました。
こんなに急にこんなことになるなんて信じることも受け入れることもできない。
 
フィラリア感染が無ければ生きられたかもしれない。
多頭飼育崩壊で保護しナディアだけが「フィラリア」に感染していた。
 
勉強不足で、「フィラリア感染」は、毎月の投薬で血管が詰まることは無いと勘違いをしていた。
 
今までも感染した子を数多く保護したけど、
皆、無事に完治し寿命を全うしたと思っていた。
けれど、それも運が良く詰まらなかっただけだとナディアの死を持って学んだ。
 
例え完治してもフィラリア感染によって硬くなってしまった血管が原因で亡くなることもある。
元々、フィラリア感染によって血管が常に炎症を起こしている状態とのこと。
治療中も何かの拍子に突然フィラリアの死骸が詰まることも希にあるそう。
ナディアは解剖した訳でも無いので明確では無いけれど、おそらく原因はフィラリア感染。
 
外へ出ないから。散歩へ行かないから。
そんな理由で投薬をしないのは危険です。
マンションだろうが散歩へ行かないからだろうが蚊は入ってきます。
守ってあげる為に必ず病院処方のお薬を投薬してあげてください。
 
「ナディア」の子どもであろう「ライナ」
いつも一緒で、離れませんでした。
里親さんには、ナディアもライナも一緒に家族になってくれる方と決めてました。
お母さんのナディアとのお別れも理解できないようです。
辛い。
今日から「ライナ」は我が家の娘になりました。