右が、結婚相手が「犬嫌い!」で飼育拒否されたビーグルのメリアです。
左側が先日保護したピレニーズのハッピーです。

そんなピレニーズの ハッピー、すでに里親さんが決まっており、実は昨日の今日で、DUCA卒業です。
里親さんは、ずっと大切にされていた大型犬を亡くして2年間がたって、「保護犬を救いたい」と思えるようになり、DOG DUCAを訪ねてみえました。

その時は大型犬がいなかったので、歯を全部抜いた中型犬 メリアと面会をし、里子として引き取ることを決められたのですが、その後、ピレニーズを保護することになったことをお伝えしたところ、「一度決めたメリアをやめて、新しい子…なんてできない!」からと、家族会議をして、ビーグルとピレニーズ、二頭の里親さんになってくれることを決めていただけました。

愛情がなく飼育放棄される方とちがい、犬を「家族」と思える方です。

こういう里親さんは、「一緒に暮らしたい」気持ちが強いので、行動がとても速い。ですから、保護した翌日の譲渡となったわけです。

だからこそ僕たちは、せめてものご縁と感謝、幸せを祈って、保護犬をトリミングしたりシャンプーをして送り出します。

「どうせ譲渡するんだから金や労力のムダだ」と言う方もおられますが、そうやって「想い」をつないでいくことが大切ではないでしょうか?

実際、里親さんが来られ、はじめてピレニーズのハッピーと対面しましたが、メチャメチャ大喜びされていました。

この時にゴワゴワした毛の子より、フワフワの毛の子の方が絶対いいですよね? トリミングやシャンプーは、犬が幸せになるために、僕たちが出来る最後のことなんです。だから、精一杯してあげたい。損得じゃないんです。

ハッピーとメリアの相性もバッチリで、一緒に生活できれば、さらに淋しさも少なくなります。

お願いすることになりました。

また、一つ、心身ともに幸せな架け橋ができたかな