女性一人暮らしの時にボーダーコリーMIX男の子との生活。
元々の飼い主である知人が飼えなくなり、女性が里親になりました。

女性一人暮らしとワンちゃん
それも上海でした。
野犬がいたり、犬にイタズラをする人間も多くいたそうです。
その為怖くて中々外に散歩にも行けず、社会性不足と寂しさ、不安による、不安定な精神状態にもなってしまいました。
 
日本に一緒に帰国しましたが、
結婚、マイホーム、出産と環境が大きく変わり
更に不安定になったようです。
 
その結果
家庭環境が変わるにつれて破壊行動
新築でこれではたまらない。
子どもに噛んだら……と。
 
ドッグデュッカにも何度か来てもらい、色々とアドバイスしてきましたが、「結果は保護してください」でした。
(保護した当時の話はこちら
 
保護した当初は
内に溜め込んでしまうトッティで、感情が表に出ませんでした。
 
毎日心のリハビリをして、
喜んでしっぽを振ったり、構ってーと飛んできたり、普通の感情が表に出るようにすごしました。
 
我々スタッフには、感情がどんどん出始めて明るいトッティになりましたが
初めて会う人を信用するには少々時間が必要でした。
 
 
今年の1月に保護して9ヶ月。
突然、トッティに運命の出逢いが。
 
不幸なワンちゃんたちの力になりたいと思う方が現れました。
 
実はその方、最初に愛護センターを訪ね、
「咬みついてしまうなど里親にいけない子の里親になりたいのですが」と言ったところ、
職員の口から、「問題行動のある子は殺処分です。里親に出せません」と言われたそうです。
(まだこんな言い方をする職員がいるんだ!)
 
そして、ドッグデュッカのことを知り、
保護犬のブログを見てトッティに目が止まったそうで、「トッティを家族に」と来てくれました。
 
飼育拒否になった環境やトッティの不安定になってしまった感情を何とかしてあげたいと感じたそうです。
 
色々とお話をする中で、犬に対する愛情や、今までの飼育経験、何よりも感情エネルギーのバランスの良いファミリーだと実感したので、トッティを連れて会わせてみることにしました。
 
トッティが確認して納得するまでは、見ない、触らない、構わない!」
・・・とお願いしましたが、直ぐに安心し寄り添っていきました。
 
おー!!
こういう家族を待ってました。
 
こういう家族しかトッティを安心させられない。
運命を感じる出会いでした。
 
 
新たな家族になり1週間。
 
今では、お腹はみせるわ、どこ触られても平気、
不安な時に噛みついてしまうなんて信じられない。と言われるほどに家族の一員になりました。
 
そして、高校生の息子さんはカメラの腕前がプロ級。
Instagramでは、プロ級のトッティの写真、動画をいつも見ることができています。
 
その写真がこちら!
幸せいっぱいのトッティです。