飼い主の方が施設へ入られる為、DUCAにて保護をしたMixのナナ。
とにかく凄く怖がりで外への散歩も最初の頃は大変でした(>_<) 今年(2016年)9月始めに、乳腺のシコリが急激に大きくなり、外部検査へ出すためにも摘出手術をしました。 結果は「悪性癌」でした。 無事に全ての腫瘍を摘出し、半年後に再検査となっていました。 しかし、ここ数日で体調に異変があり、病院へ。 結果は、恐れていた「転移」でした。 今年で推定11歳のナナ。
ナナは、子犬の時に道端に捨てられていたそうです。
なので誕生日は不明で大体の年齢しか分かりません。

今回のレントゲン等の結果は

肝臓に腫瘍転移が見られました。
早いスピードでの転移なので、悪性がほぼ確定とのこと…
そして広範囲に腫瘍が出来ているので、手術が行えない為に投薬治療しか出来ないそうです。

その腫瘍の炎症により、腹水が溜まり始めていました。
腹水の成分を調べたところ、タンパク質等栄養がある物が含まれているため、直接腹水を抜くことが出来ないので利尿剤によって水分のみを抜き、腹水を減らす投薬治療を開始しました。

更に、肺にも腫瘍が転移している可能性がある部分があることが認められました…

なぜナナの体の中に、こんなにも悪いものが集まってきてしまったのか…
辛い現実過ぎて、結果を聞いた時はショックでした。

ナナの残された時間が、どれだけあるのか…
全く分かりません。
ナナが幸せに過ごせる様にしてあげたいと思います。

ある獣医さんが
「ワンコ達は言葉を話せないのと元々の本能で弱い自分を見せません。なので病院へ来る時には既に我慢出来ない程の症状が出始めている時です。間に合わないケースも多くあるのです」
と…

保護活動をしている中で、何度も病気の子や看取ってきました。
その度に「声が聞こえたら」と思います…
人間とは違う動物なので「今、どうして欲しい」など私達とは求めるものが違うと思います。
どうして欲しいのか…気持ちが聞こえたら良いのにと本当に、よく思います(T_T)

ナナ!頑張るんだよ!(>_<)